風信子のポエム

詩あわせで、しあわせな毎日を

夏の終わりのアンダンテ


足早に


月日が移りゆく


さまよってなんか


いない


ついていけないんだ


世の中の


温度差に


宙ぶらりんで



手足だって



動かないし



身動きが



とれない


伏せた心



解き放すために



月の種から


芽がでて


黄色い花が


咲きはじめたのなら


三日月と


握手をしよう


そのときは


なにかが


変わるだろう


ありがとうと


お礼を言うよ


空気の匂いと



踏み出した


新しい世界に