風信子のポエム

詩あわせで、しあわせな毎日を

ハイボール

寂しくなるたびに


炭酸が



シュワシュワ



音をたてる



氷のはいった


グラスについた


水滴とともに



悲しみが



くずれ落ちて



流れていく



虚しさを


埋めるよう



飲み干す


ハイボール



乾いた風に


身をゆだねていけば



叶わない愛が


星に流れていく



氷の破片


きらきらと



氷を



揺らして



グラスを


輝かせていく