風信子のポエム

詩あわせで、しあわせな毎日を

晩夏

雲は


流れていく


日暮れは


いつの時か


早まり


夜風は


虫の声に


つられて


ひんやりと感じる


夏の日は


もう


戻ってはこない


秋が来るから


戻らなくたっていい


明日という日


無事に


過ごせれば


それでいい


秋がくれば


きっと


変わっていく


そう信じたい


誰もが



そう思っている


早く


コロナが終息し


平和な時間が


取り戻せること



普通に過ごせること


どんなに



ありがたいか


身に染みて


感じている