風信子のポエム

詩あわせで、しあわせな毎日を

雨の夏


雨の朝


蒸し暑さに


額から

汗が

こぼれる


雨は

降り続く


梅雨明け

したのに


梅雨の

末期の

ようだ



悲しい

事件に

ココロが

沈む


空が

泣いて

いるんだ


やるせないのだ


空からの


涙に

違いない


折りたたみの

傘を


パタパタ

広げて


私は


そっと


灰色がかった


空を


見上げた