風信子のポエム

詩あわせで、しあわせな毎日を

風信子のポエムの人気ブログ記事

  • 酔う春に

    あなたは 酔うと わたしに 絡み 愛を告げる あなたは 酒の 力を借りて 私を 戸惑わせる 弱い ココロ 普通の あなたは 私の 感情を 拒んでる どれが あなたなのか わたしには わからない どれが わたしなのか あなたには わからない せめて 酒の 力を 借りるのは やめに しようよ すべて ... 続きをみる

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  • アップロード

    陽気が春めいて ツツジの花が 咲いてきた 待ち侘びた 春が 遠回りで やって来る 自然は 嘘をつかない 芝桜も 見頃を 向かえ 春の花々が 凍りついた ココロ 癒して くれる 私は 何を さがして いるのか わたしは 何処へ 行こうとして いるのか 私は わたしが わからない わたしは どう 生き... 続きをみる

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  • 桜散る

    桜散り 花びらが 雨上がりの 地面に 張りついている 虚しいな 悲しいな 人に 踏まれて 跡形もなく 崩れ去る 風に舞う 桜の 花びらは 余韻を 残すけれど 苦しいな 寂しいな 天国で 虹の彼方へ 渡った猫も 桜を見て いるのかな

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  • こいわずらい

    推しに こいわずらい 推しに ため息 推しに 食欲不信 推しに 睡眠障害 推しに こいわずらい 仕事も 手につかず 人からの 言葉も 上の空 推しに 会える日を 指おり 数えて チケットを みつめてる それも 楽しい きっと

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  • カオがない

    顔が 見えない 人と やりとりし 顔が 見えない人に 気をつかい 神経擦り減して なんになる? 顔が 見えないひとに 笑顔向けて なんになる? もうやめよう 神経 スリへすのは カオが ないのだから 空虚 なのだから

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  • つぶやき

    つぶやきも ため息も ひとりの部屋の 出来事で 壊れかけた 一日の 気のぬけた 瞬間 ギターを 弾きながら ココロを 癒しているわ 窓を そっと ひらいて 空気を 入れ替えて 深呼吸をして イヤな思いの 今日を 吹き消して いるわ

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  • 黒い桜

    桜咲く 季節 黒いつぼみが 泣いていた 10年間 卒業式に 満開を 迎えた はずなのに 枯れ木のようだ 人々の 小言や 憤りや 怒りを 溜め込んで 咲かなかったに 違いない 好き勝手な 人々に 反抗して 咲かなかったに 違いない 遠い昔の 写真の アルバムの 入学式に 桜の 花が 咲いていた 新し... 続きをみる

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  • お金の 事を 考えると 気持ちが鬱ぐ 事もある お金には 人の 執着や 念が  たっぷり 込められている お金が なければ 世の中は 生きて いけない お金は 思い通りには ならないけれど 人の心は お金では 買えない 深い 価値がある お金など ただの 紙キレなのに 失うと 腹が立つ 紙キレなのだ

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  • 寂しいLINE

    LINEの 友達は 社交 儀礼みたいにして 増え続けるのに うわべだけの LINEが 多くて こちらから LINEしなければ 返信しない 人もいれば こちらから LINEしても 既読無視の 人もいるし こちらから LINEしても 既読すら しない人もいて LINEで 四季折々の やり取りだけを す... 続きをみる

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  • 限界

    限界とは なんなのだろう 疲れ果てた時か 眠れない時か 人の限界とは なんなのだろう 他人との 競争に 負けたときか 自分の 居場所が 何処にも なくなった時か 人気が なくなった時か 老いた時か 人間の 限界とは 何なのだろう 人で いられなく なった時なの だろうか

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  • 四季がない

    急に 寒々としてきた つい10日前 季節はずれの 30度 超えていて 汗をかいた 最近は 日本の 四季を 感じない いきなり 暑くなり いきなり 寒くなる 温度差に 身体も ついてゆけない 春夏秋冬は 何処へ 消えたのだろう 10月に 彼岸花が 咲いていた 紅葉も 今年は 期待できないだろう 亀虫... 続きをみる

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  • 表現

    山の 水が 当たり前のように 透明であること 夜になれば 灰色に 見えることも あるかも 知れない 時には 黄金色に 見えることも あるかも 知れない 植えつけられてる 人間の 知識や 価値観は 嘘っぱちの ことだってある 十人十色 感性も 頭の シナプスも 同じ人など 誰ひとり いないのだから ... 続きをみる

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  • 月のダイアリー

    月の出ている 夜に LINEをした私 涙で ひかる頬が ワイングラスに 映る あなたの せいなのね ココロが 叫んでるのは もう一度 わたしを 愛して ほしい あんなに 愛した はずなのに ココロは いま 乱れかけてる 水色の空 日差しの なかで 知った あなたの 笑顔は 眩しすぎた ブルーの海 ... 続きをみる

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  • いのち

    知人の お子さんが 自ら 命を断ち 旅立って しまった 親としては 不憫でならないと 感ずる まだ その 子供も 小さいのに 理由が わからないそうだ 子を 失くす事ほど 親としては 苦しいことはない 一昨年も 若くして 従姉妹が 難病で 旅立って しまった おばは 悲しみで 今も 苦しんでいる ... 続きをみる

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  • 満月

    孤独なとき 空を見上げた 理不尽な 仕事の悩み 人間関係 恨み 妬み 苦しみ 3次元で 繰り広げられ 体験する 理由なき 仕打ちとはいえ 痛々しい 月もひとり 私もひとり 見上げて 見下ろして 月もひとり 私もひとり 大いなる 優しさに 包み込まれて 寛大な月から 自分を 信じてと 優しい メッセ... 続きをみる

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  • チェリーブロッサム

    水色空に ソメイヨシノ ほのかな涙 思い出と 対話する 卒業の日は 優しさだけに 見守られたい 別れるから もう会えないから 今日は 卒業の日だから なみだ はらりと 桜の はなびらに 揺られて 落ちてくる ソメイヨシノ 見上げたら たくさんの 友達の顔が 春の ひかりの なかに 消えた

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  • 春香る

    花が 咲いてきた 桃の葉も 満開になり チューリップや 水仙も 球根から 芽を出した 沈丁花の ほのかな 香りは 別れと 旅立ちに 調合した 春の香りを プレゼントする 悲しい 別れの 思い出 春の香りに いやされて 雪どけの ように 溶けて 消える 訪れる春 何かが 変わっていく 何かが 変わっ... 続きをみる

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  • ガリガリ

    子供の頃 痩せていて ガリガリだった あだ名は 骸骨 幼いころ 生活が 困窮していて 食べるのが やっとだった 理科室で 骸骨の 標本を 見るたびに 骸骨 骸骨と 揶揄われた 母親が 食育には 無頓着で 自己中だった 骸骨 骸骨と 揶揄われるたびに 子供心に 悲しく 悔しかった 子供は 残酷だ そ... 続きをみる

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  • ラベンダー

    目を閉じれば ラベンダーの香り 富良野の草原 よみがえる それは 遠い過去 辛い歴史 乗り越えて 自然の花たちは なにも語らず なにも裏切らず たえず 私たちを 見守りつづけている 眠りにつきたい パープルハート ラベンダーの香り 抱きしめて

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  • ゲリラ雨

    息ができない 真夏の 暑さが 皮膚に ジリジリ迫る 太陽の熱が コンクリートを 突き破る 灰色の雲 空を占領し 空を のみこむ 雷鳴が とどろき 雨が 滝のように 流れる 土が ぴちゃぴちゃ 靴を汚す 景色が見えない ジグザグに 稲光りがビルを 直撃する 止むまで 待つしかない 抵抗は できない ... 続きをみる

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  • 果てしなく

    道は どこまでも 果てしなく続く 闇は深く 地下の果てへと 沈んでいく 光は 無限に 空まで照らし 雲を見下ろすように 虹の隙間 垣間見る 落ちては登り 上がれば落ちる 悲しみも 苦しみも 楽しさも 安らぎも 光と闇の間を 行ったりきたり 失ったものもあれば 出会うものもある 日が沈み 太陽が登り... 続きをみる

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  • 夕宵

    350mlの缶酎ハイの 空き缶 足で転がす 日が暮れても ヒグラシの音 風鈴のなかで こぼれ落ちる 夕宵で 酔って ふらふら 蛾が飛び交う 信号機が 青く光って サンダルに 短パンの 名もなき自分を 空に飛ばそう 空き缶よりも 思い心かかえて 明日のことさえ わからない それでも生きる 夕宵に 唄... 続きをみる

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  • 花火のない夏

    なにもみえない 星しかみえない ひとの賑わう 気配さえしない 不安を 背負った 夏の片隅で なにも知らない 向日葵だけが 太陽浴びて 咲いている とりとめもなく 過ぎていく夏 花火があがらない 心のはしっこに ぽつりと 落ちる 線香花火 ため息にも 似ていて 流れては 消えていく 川のせせらぎは ... 続きをみる

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  • 蝉の声が聞こえた

    ちかくで 蝉の声が 聞こえた 今年は はじめてで 梅雨さえ 明けてないはず ミンミン蝉の声 小雨降るなか 心に 川のせせらぎのよう 響いてくる 君の声が ありふれた蝉 今年は 美しい コロナに巻かれ 身動きができそうにもない 君の声は 嬉しかった 心に安らぎさえ あたえてくれた

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