風信子のポエムの人気ブログ記事
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桜散り 花びらが 雨上がりの 地面に 張りついている 虚しいな 悲しいな 人に 踏まれて 跡形もなく 崩れ去る 風に舞う 桜の 花びらは 余韻を 残すけれど 苦しいな 寂しいな 天国で 虹の彼方へ 渡った猫も 桜を見て いるのかな
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推しに こいわずらい 推しに ため息 推しに 食欲不信 推しに 睡眠障害 推しに こいわずらい 仕事も 手につかず 人からの 言葉も 上の空 推しに 会える日を 指おり 数えて チケットを みつめてる それも 楽しい きっと
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顔が 見えない 人と やりとりし 顔が 見えない人に 気をつかい 神経擦り減して なんになる? 顔が 見えないひとに 笑顔向けて なんになる? もうやめよう 神経 スリへすのは カオが ないのだから 空虚 なのだから
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つぶやきも ため息も ひとりの部屋の 出来事で 壊れかけた 一日の 気のぬけた 瞬間 ギターを 弾きながら ココロを 癒しているわ 窓を そっと ひらいて 空気を 入れ替えて 深呼吸をして イヤな思いの 今日を 吹き消して いるわ
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お金の 事を 考えると 気持ちが鬱ぐ 事もある お金には 人の 執着や 念が たっぷり 込められている お金が なければ 世の中は 生きて いけない お金は 思い通りには ならないけれど 人の心は お金では 買えない 深い 価値がある お金など ただの 紙キレなのに 失うと 腹が立つ 紙キレなのだ
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限界とは なんなのだろう 疲れ果てた時か 眠れない時か 人の限界とは なんなのだろう 他人との 競争に 負けたときか 自分の 居場所が 何処にも なくなった時か 人気が なくなった時か 老いた時か 人間の 限界とは 何なのだろう 人で いられなく なった時なの だろうか
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水色空に ソメイヨシノ ほのかな涙 思い出と 対話する 卒業の日は 優しさだけに 見守られたい 別れるから もう会えないから 今日は 卒業の日だから なみだ はらりと 桜の はなびらに 揺られて 落ちてくる ソメイヨシノ 見上げたら たくさんの 友達の顔が 春の ひかりの なかに 消えた
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目を閉じれば ラベンダーの香り 富良野の草原 よみがえる それは 遠い過去 辛い歴史 乗り越えて 自然の花たちは なにも語らず なにも裏切らず たえず 私たちを 見守りつづけている 眠りにつきたい パープルハート ラベンダーの香り 抱きしめて
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ちかくで 蝉の声が 聞こえた 今年は はじめてで 梅雨さえ 明けてないはず ミンミン蝉の声 小雨降るなか 心に 川のせせらぎのよう 響いてくる 君の声が ありふれた蝉 今年は 美しい コロナに巻かれ 身動きができそうにもない 君の声は 嬉しかった 心に安らぎさえ あたえてくれた