風信子のポエム

詩あわせで、しあわせな毎日を

2022年3月のブログ記事

  • 地雷踏む

    子供から 聞いた言葉 [地雷踏む] 何気なく 頭の 片隅に 残っていた 人間関係で 私は まさかの 地雷を踏んだ 言わなければ ならない 意見だった なのに 覆されて 多勢に 無勢で 追い込まれて 地雷を 踏んで しまったようだ 地雷踏んででも 踏まなきゃ 自分が 見えない 事だってある 恐れを ... 続きをみる

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  • チェリーブロッサム

    水色空に ソメイヨシノ ほのかな涙 思い出と 対話する 卒業の日は 優しさだけに 見守られたい 別れるから もう会えないから 今日は 卒業の日だから なみだ はらりと 桜の はなびらに 揺られて 落ちてくる ソメイヨシノ 見上げたら たくさんの 友達の顔が 春の ひかりの なかに 消えた

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  • 桜咲く日

    満開の桜 美しさに 舞い上がる マスク装置 2年が過ぎる 先が 見えない不安 自然は 前へ 進み 疫病の 感染者は 増加していく 数字に 支配される 毎日 はめた マスクの数は 無限だ ささいな事で 苛立つ人々 みんな 爆発寸前だ みんな 我慢している ひとつの ウイルスが 現代社会で ここまで ... 続きをみる

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  • 春香る

    花が 咲いてきた 桃の葉も 満開になり チューリップや 水仙も 球根から 芽を出した 沈丁花の ほのかな 香りは 別れと 旅立ちに 調合した 春の香りを プレゼントする 悲しい 別れの 思い出 春の香りに いやされて 雪どけの ように 溶けて 消える 訪れる春 何かが 変わっていく 何かが 変わっ... 続きをみる

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  • ガリガリ

    子供の頃 痩せていて ガリガリだった あだ名は 骸骨 幼いころ 生活が 困窮していて 食べるのが やっとだった 理科室で 骸骨の 標本を 見るたびに 骸骨 骸骨と 揶揄われた 母親が 食育には 無頓着で 自己中だった 骸骨 骸骨と 揶揄われるたびに 子供心に 悲しく 悔しかった 子供は 残酷だ そ... 続きをみる

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  • コロナが なげれば ワクチンは 接種しなくて すんだ コロナよ どこまで 人類を 苦しめたら 気がすむのか もう これだけ 勢力を 奮ったのなら いい加減に 苦しめるのを やめてほしいんだ 我慢して 耐えたよ 家族を 失った人も いるよ 仕事を 失った人もいるよ 絶望感も 闇も 先の見えない 不安... 続きをみる

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  • 虚しい

    コロナも 高止まり 紛争も 起こり ニュースを 見るたびに 心が 疲弊する コロナ いつ終息を 迎えるのか? 歴史は 繰り返される どんなに 文明や 文化が 進んだように 錯覚しても 人間で ある以上 本質的な ものは 何にも 変わりは しないのだ

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