風信子のポエム

詩あわせで、しあわせな毎日を

桜散る



桜散り


花びらが


雨上がりの


地面に


張りついている


虚しいな


悲しいな


人に


踏まれて


跡形もなく


崩れ去る


風に舞う


桜の


花びらは


余韻を


残すけれど


苦しいな


寂しいな


天国で


虹の彼方へ


渡った猫も


桜を見て


いるのかな