風信子のポエム

詩あわせで、しあわせな毎日を

2020年10月のブログ記事

  • ブルームーン

    2度目の 満月 ブルームーン 日が暮れるころ 見上げた空から 私を 見つめる ブルームーン 銀色の ドクロに 魔法を かけられて あなたしか 見えなくなって しまったの ある日 ときめく心に ブルームーン 眩く青い 星に キラキラ 心が はずんでる あなたに 会える願いを こめて ブルームーン 私... 続きをみる

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  • ハロウィンの土曜日

    今日は ハロウィンの 土曜日 スイーツ店では ケーキを買う 人達で 賑わっている マスクを していても 家族で ケーキを選ぶ ハッピー スマイルが 光り 輝いている 寂しくもある 今年の ハロウィンを 盛り上げる 気配を感じた ひとりでは 人は生きられない 仕事をかかえ 一人で苦しみに 耐える つ... 続きをみる

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  • しずく

    しずく 雨上がりの朝 葉の葉脈から 一滴が こぼれおちる しずく 純水なもの しずく ピュアなもの しずく 神性なもの 悲しみの夜 涙が しずくとなり 真っ直ぐに 頬につたう しずく 再会の日 しずく 喜びの日 しずく 誰かと わかちあえる日 しずくの ペンダント 光を放して 幸せと 喜びを ココ... 続きをみる

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  • 変容

    コロナの影響で 月の何日かが テレワークになった それまでは 朝の5時30分の起床 洗濯 掃除 朝食作り 子供達や私の 弁当作り 夫を送り出し 朝8時に出社 往復2時間の通勤 正社員としての 重圧 仕事が終われば 早足で 満員電車に 飛び乗り 帰宅 慌てての 夕食作り そのとき 思ったのは 女性は... 続きをみる

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  • バイバイ

    バイバイ 悲しみを 味わうなら 味わいつくして 泣いたっていい バイバイ 落ち込んでいる 自分に サヨウナラ 人も 自分も コントロールは できない コントロール しようとするから 歪みが生じる バイバイ 騙されても 嫌われても バイバイ 怒鳴れても 苦難も 仕事で 理不尽な 思いしても 自分を ... 続きをみる

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  • カエル

    蛙の子は 蛙の子 しょせん 期待なんて していない ひとは 土にかえる ひとは 故郷にかえる 自分の 一日を ふりかえる ふりかえれば 何かが 見えてくるのか? かえる家が あるから 家にかえる ときには 人生 ひっくりかえる ことだってある 気楽な気持ちで カエル泳ぎ しながら この世を 生きよう

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  • 境界線

    ずっと 言いたかった 叫びたかった 言葉が 喉に ひっかかって 言いたいことが 言えなかった 我慢していたら 相手は どんどん 境界線を 踏み越えて ココロの すきまに 入り込んでくる 我慢は 限界に達して 苦しみは 日に日に 増大していく ある日 喉の奥から 言葉が 自然に 溢れ落ちたんだ そう... 続きをみる

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  • 落ち葉のメロディー

    落ち葉の 絨毯 ふかふかして 歩いていると 眠くなる あくびをしたって マスクの なかだから 誰も 気づかない 秋色の 落ち葉 ひらひらと 落ち葉の上に 重なり 舞い落ちる 赤い実や 木の葉さえ それぞれが 違って見える みんな違う 何ひとつ この世界で 同じものなんて ないのかも しれない 人と... 続きをみる

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  • 三日月の夜

    今夜は 三日月 ビルの狭間に 浮いている 10月の 月は 輝いて 美しい 夜風は 肌寒く 冷たいけれど 星は キラキラ 今にも 手が届きそうだ ハロウィンの チョコレートの 一粒が 口のなかで 溶けていく みずみずしい 一瞬の 幸せが 魔法のように 月にかかる 雲を 消してしまう 今夜は 三日月 ... 続きをみる

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  • レムリア

    1万年以上前 古代4大陸が 存在していたという そのひとつの大陸 レムリア 感謝と慈悲で 言葉を 交わさなくても ひとが 思いで 繋がっていたという ハワイの島 ハワイの波の音 ハワイの音楽に 心牽かれ 涙した時がある ハワイの火山の ペレという女神が レムリアに 住んでいた女神に 使えていて ア... 続きをみる

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  • 秋雨

    道路に へばりついた落葉 タイヤの跡 車の窓には 雨粒と いくつもの光 明日は 雨かな? 晴れるかな? 明日は たぶん 晴れるよ ミラーに 虹色の傘が 揺れているから 明日は 君の心も 晴れるよ

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  • キンモクセイ

    ポツリと 下を向き 歩いていた どこからか 芳香な 匂い漂う 懐かしい かほりがして 息を吸った 立ち止まれば そこには だいだい色の キンモクセイ 小花の 集合体が 支えあって 咲いている コロナ渦の 私たちの ココロ 和ませて くれて いるのだろう 空が 薄紅いろに 染まるころ キンモクセイ ... 続きをみる

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  • Sad autumn

    三日月は 涙する 私のために 赤い ケイトウが ツタの葉に 絡まるころ 紫と オレンジの ハロウィンは ガラスのなかに 封じ込まれていく 秋の季節だけが 心を許せる 同じパターン 繰り返す 始まりが あれば 終わりがくる 気持ちに 蓋をする 平常心な ふりをして coolに その場を 立ち去る あ... 続きをみる

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  • 海が眠る日

    秋の海は 人陰はなく 砂だけが 波に 呑みこまれて 夕日が 海に 落ちる頃 船の灯りが 消えていく 海が 眠る日は いったい いつなのだろう 遥か昔の 繰り返す 歴史さえ 知りつくして 人の悲しみも エゴも 受けいれて 海だけが ひとの すべてを 知りつくす たとえば この身を 海に あずけたとし... 続きをみる

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  • フォーカス

    辛いこと 悲しいこと 不安なこと 苦しいこと 楽しいこと 幸せなこと ワクワクすること 嬉しいこと 生きていれば いろいろ あるよね 落ちたり 上がったり 山や谷を ころげ落ちていく どん底から 這い上がって いくには 勇気がいる 誰のもとにも 平等に 太陽は 降り注ぎ 月は あたたかく 照らして... 続きをみる

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  • 天使の微笑み

    幼子の笑顔は ピュアで 素直で 真っ白で 天使のようだ 見ている側も 思わず 微笑みが こぼれてしまう 幼子は 何もわからなくても 笑顔という 魔法で そこに存在 するだけで 周囲の ひとまでも happyな気分に 変えてしまう ひとは 生れたときは みな 天使だった 天使の 微笑みを 持っていた... 続きをみる

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  • 秋桜

    晴れた午後 野原で 深呼吸をする とおい雲 追いかけても 何故 手の届かない 夢ばかり 見ていたの 生きている それだけで 幸せだったの 身近な ひとの心 気づかずにいた プライドなんて 捨ててしまおう 風が 揺らすよ 秋桜 指先を あわせて ハートをつくる 胸を広げて 空へ叫ぼう 秋桜 悲しみを... 続きをみる

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  • 月ぼっち

    今宵も 月は 黄金の 輝きを放ち だれかを 魅了する 世間が 動き出して スーツケースが 駆け巡る コロナ不安で 動き出すのにも 勇気がいるのに 『どこか行かないの?』 何気ない 誰かの 問いかけに 苦笑いで 答えを さがしてしまう 取り残されたよう 時間が 止まっているようだ 月日は 急速に 流... 続きをみる

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