風信子のポエム

詩あわせで、しあわせな毎日を

6月


紫陽花の


季節が


訪れた


新緑から

梅雨入り

近くなり


時間や

季節の

速さに

困惑している


駅近くには


紫陽花の

花が

咲き誇り

はじめていた


忙しなくて

気にもとめず

見る

景色は

目新しく

飛び込んでくる


思考だけが

くるくる

周り

前へ

進んでいく


それも

どうでも

よい事や


考えても

仕方ない事や


先の

目に見えない

不安や


何故

ひとは

どうにも

ならない事を


どうにか

しようとして


無駄な

思考回路に

くるくる

時間を

費やすのだろうか?


頭が

張り裂けそうになる

ほど


何もかも

自分一人で

抱えこもうと

している


ゆだねたい


月や星の

はしくれに

落ちないように


ぶら下がって


ゆらゆら

揺れて


空から

落ちて


それが

雨の

しずくだと

しても


紫陽花の

花に

埋もれて


体を

ゆっくり

リラックス

させて


つらつら

夢の

続きを

みたい