風信子のポエム

詩あわせで、しあわせな毎日を

黄色いたんぽぽ

春の芽吹くとき


あたらしい


はじまり


道の隅に


たんぽぽの花


イエローの


力強い花


コンクリートの


隙間からも


ぐいぐいと


伸びてきて


青い空へと


ぐんぐんと


ひっぱられるかのように



人に踏まれようとも


くじけずに


臆することなく


したたかに


根を張り


生き抜く


ちからは


偉大だ


雑草は


元気という


パワーを


人間に


与えつづけている


靴で


押されても


ビクともしない


たんぽぽの


黄色い花は


自由であり


奇跡でも



あるのだ