風信子のポエム

詩あわせで、しあわせな毎日を

銀杏銀河


笑顔の欠片


ひろいあつめて


風が


ささやいていく


黄金色の


光に


包まれて


銀杏銀河を


歩いていく


寂しげに


秋の終わりが


静かに


近づいていく


その場所を


過ぎ去るのが


名残惜しい


晩秋の午後


銀杏銀河を


二人で歩く


夢を


見ていた