風信子のポエム

詩あわせで、しあわせな毎日を

ぬくもり


北風が吹き


凍るような


寒い夜は


ぬくもりを


思い出す


夢のような


その


ぬくもりは


渇いた


心を


あたためる


暖炉の火は


パチパチと


音を響かせ


二人の影に


重なっていた


夢のような


そのぬくもりは


やさしくて


涙が


溢れてきた


思い出が


あるから


生きていける


寒い冬の


銀世界


夢を見せて


くれる


みぞれの音


大切に


心に


閉まっておこう


ぬくもりを


いつまでも