風信子のポエム

詩あわせで、しあわせな毎日を

焼き芋

最近



焼き芋を


食べた


スーパーで


購入したのだが


甘くて



ほくほくで



美味しかった




子供のころ



焼き芋屋


さんがいた


リヤカーを



背負い


焼き芋


焼き芋と


独特の低い声が


メガホンから


聞こえてきた


想い出


子供の



お小遣いにしては


高かったので


新年の


お年玉を


ためて


あつあつ


ほくほくの


焼き芋を食べた


ときどきは


近所の庭で


落ち葉を集めて


焚き火をし


さつまいもを


その中に入れて


焼き芋にした


懐かしい


焼き芋屋さんは


現在では


ほとんど



みかけなくなった


昭和の



子供の記憶が


よみがえる


あの時代は


よかった


コロナなんて


なかった


親戚で


よく集まって


祖母の古希の


お祝いや


誕生会


お正月の


新年会


ひな祭り


五月のお節句


お祭り


年中ワイワイ


ガヤガヤ


みんなの笑顔


今のように


パソコンも


スマホさえ


ない時代だけれど


人と人の関係が


深かったような


気がする


今はコロナ時代


よけい


昭和の


子供時代が


懐かしい